参議院選挙が7月3日公示され、宮城選挙区には、現職1人と新人6人のあわせて7人が立候補を届け出ました。
物価高対策などを争点に、20日の投票日に向け、17日間の選挙戦が始まりました。
宮城選挙区に立候補したのは届け出順に、
政治団体、チームみらいの新人 角野為耶氏(35)
れいわ新選組の新人 石井義人氏(62)
立憲民主党の現職 石垣のり子氏(50)
参政党の新人 ローレンス綾子氏(55)
自民党の新人 石川光次郎氏(58)
無所属の新人 中村高志氏(65)
政治団体・NHK党の新人 前田太一氏(39)
の7人です。
チームみらい・新人角野為耶氏(35)
「政治をより健全化していくことはテクノロジーで実現可能。政治資金がどのように使われたのかをリアルタイムで可視化・透明化するシステム。こういったシステムがあれば余分な議論をせずに済むんです」
れいわ新選組・新人石井義人氏(62)
「失われた30年を取り戻す。まずは経済消費税はいらない。消費税はゼロでいい。消費税廃止、今が最大のチャンス。やれないことはない。」
立憲民主党・現職石垣のり子氏(50)
「今回の選挙の争点、まさしく物価高からあなたを守り抜く。食料品の消費税ゼロ。暮らしを支えていくために消費税を守り抜くと言っている、そうした政党に今回の参院選勝たせるわけにはいきません」
参政党・新人ローレンス綾子氏(55)
「日本人ファーストを掲げている。私たちは減税、積極財政を訴えます。まず国民の手元に残るお金を増やしていく。国民がお金を使うことで好循環を生み出していく。それと合わせて積極財政を使って、国もしっかりとインフラ整備などお金を使っていく」
自民党・新人石川光次郎氏(58)
「(物価高に)スピード感を持って対応していくのが政治の役割だという意味からすれば、(現金)給付は重要な施策。生産者の皆さまが再生産可能な農業システムを作っていかなければならない」
無所属・新人中村高志氏(65)
「経済活動を潤滑にすることが一番訴えたいこと。物価高に見合うように給料が上がれば物価高も克服できる」
NHK党・新人前田太一氏(39)
「(インターネットで候補者を)検索してどのような人物かしっかりと評価して判断してください、投票先を。SNSでも調べてください。テレビは国民を洗脳する装置です。チューナーレステレビを買いましょう」
今回の参院選は、改選124議席と東京選挙区の非改選の欠員1をあわせた、125議席をめぐって争われ、宮城選挙区は選挙全体の勝敗の鍵を握ると言われる、全国に32ある改選1人区にあたります。
選挙戦では、待ったなしの物価高対策に加え、政治とカネをめぐる問題、コメの価格高騰など農業の未来、少子化対策などについて、論戦が交わされる見通しです。
宮城県内の2日時点の有権者数は190万2894人。
夏の政治決戦、参議院選挙は、7月20日に投票が行われ即日開票されます。