6月3日午前0時ごろ、埼玉県・狭山市の交差点で目撃されたのは、突然、目の前で跳ね上がった白い車。
どうやら縁石に乗り上げたようです。

乗り上げたとみられる縁石は歩道との境界にあり、歩行者がいれば巻き込みかねない危険な状況でした。
にもかかわらず、白い車は何事もなかったかのように走り出します。

あとを追う撮影者。
すると白い車は数百メートル先で斜めに止まります。
撮影者によると、左前のタイヤが破裂しているように見えたといいます。

その後、若い男性のドライバーが降りてくると、撮影者に警察に通報するよう依頼。

しかし通報を始めると、仲間とみられる車が現れ、白い車の運転手に話しかけます。

そして、2台ともその場を去ってしまったといいます。

撮影者は「なぜ、通報するよう頼んだのか全く理解できませんでした。憤りを通り越してあきれてしまいます」と話します。

運転中に縁石に乗り上げた場合、警察への通報は必要なのでしょうか。
交通ルールに詳しい高山俊吉弁護士によると、縁石に乗り上げただけであれば、通報をする必要はないといいます。
ただし、縁石を破損させた場合は、通報などの義務が発生するということです。