イギリスのキャサリン皇太子妃が、がんの闘病生活について語りました。

2日、イギリス南東部にある病院を訪れたキャサリン妃は、がん患者らと面会し、自身の体験などを「治療中は、ある種、勇敢な顔をして、ストイックに治療に取り組みます。そして治療が終わると『また頑張れる、元の生活に戻れる』と思いがちですが、実際は、その後の方が大変なのです。医療チームの下での治療は終えても、家で以前はできていたことができなかったりします。治療後に相談にのってくれたり、道筋を示し導いてくれる人は本当に貴重だと思います」と明かしました。

がん治療が終わった後のサポートの重要性について強調したキャサリン妃。

また病院では、贈られたバラを庭に植える場面も見られました。

担当者:
ご覧ください。(あなたが)ぬれてしまわないように、(誰かが)掘り返してくれました。

「大変なことは全部やってくれたのね。ありがとう」とキャサリン妃は話すと、渡された手袋をはずし、“大地を感じるのが好き”だとして素手で土を触り、自らバラを植えました。

このバラの植樹は、自然による治療効果や癒やしの力の重要性を知らせたいというキャサリン妃の思いから行われたということです。

2025年1月、“寛解”の状態になったことを発表したキャサリン妃。

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国際取材部
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