3日公示された参議院議員選挙は午後5時に立候補の届け出が締め切られ、3年前に続き、過去最多となる現職と新人の合わせて10人が立候補しました。

参議院議員選挙広島選挙区に立候補したのは、届け出順に
無所属・新人の産原稔文(うぶはら としふみ)氏(57)
共産党・新人の高見篤己(たかみ あつみ)氏(73)
立憲民主党・現職の森本真治(もりもと しんじ)氏(52)
自民党・新人の西田英範(にした ひでのり)氏(43)
諸派・新人の谷本誠一(たにもと せいいち)氏(69)
無所属・新人の玉田憲勲(たまだ のりたか)氏(67)
参政党・新人の小石美千代(こいし みちよ)氏(56)
諸派・新人の堤美登里(つつみ みどり)氏(68)
れいわ新選組・新人の楾大樹(はんどう たいき)氏(50)
無所属・新人の上子亨(うえこ とおる)氏(48)
のあわせて10人です。

届け出を済ませた候補者たちは出陣式などに臨み、物価高対策を中心にそれぞれの政策を訴えていました。

【無所属・新人 産原稔文氏(57)】

「自民党の給付金案、国民の生活も分かってません」

【共産党・新人 高見篤己氏(73)】

「消費税はただちに5%へと引き下げる。大企業の減税をやめれば消費税5%への減税の財源、十分に作ることができます」

【立憲民主党・現職 森本真治氏(52)】

「今、国民の皆さんが望む政策、何よりも一番言われるのは物価高の問題です。何よりも政治が先手先手で経済対策、そして国民生活を支える政策を実行すべきだ。皆さんの暮らしを守っていくためのその取り組みをぜひさせていただきたいと思います」

【自民党・新人 西田英範氏(43)】

「私がこれから目指すのは、みんなが物価高に負けない恩恵を受けられる経済成長S型を示すことです。この広島に投資を増やす。広島で暮らし、広島で働き、広島で挑戦できる、地方が中心の日本経済に変えていきます」

【諸派・新人 谷本誠一氏(69)】

「小手先の給付金とかそういうことばっかりやったらだめ。消費税を完全に廃止して貧富の格差の拡大をなくすというのが一番の根底にある」

【無所属・新人 玉田憲勲氏(67)】

「選挙目当てのバラマキだよ、2万円、4万円ばらまく。今の日本、どうなっているか、皆さん、知ってますか」

【参政党・新人 小石美千代氏(56)】

「0歳から15歳までのお子さんに10万円の支給を毎月一人当たりさせていただきながら、少子化対策にもしていき、この広島の経済活性にもつなげていき、10万円の支給をしっかりとしていきたい」

【諸派・新人 堤美登里氏(68)】

「税の使い道の中身を透明化していただきたいと思っております。それをすることによって減税は可能であると思っております」

【れいわ新選組・新人 楾大樹氏(50)】

「お買い物の値段が高い、物価高が問題ですね。高い物価に高い消費税がついてますます高い。今、政治ができること、まずは消費税をなくす。これがまず第一です」


【無所属・新人 上子亨氏(48)】

「国民の皆さんにきちんとした情報を知ってもらう」

参院選の投開票日は今月20日ですが、期日前投票は4日から行われます。

3年前の参院選で広島選挙区の投票率は、10代・20代ともにおよそ31%で、全体の投票率と比べておよそ15ポイント下回っていて、県選挙管理委員会は若い世代を中心に投票に行くよう呼びかけています。

テレビ新広島
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