教室で女子児童を監禁した上わいせつな行為をしようとしたとして教師の男が逮捕された事件で、男が以前、ほかの女子児童に性的な発言をしたとして保護者から学校に苦情があった事がわかりました。

【片平記者】
「6時半から開始される保護者説明会に向けていま続々と保護者が学校に入っていきます」

事件を受け2日夜、緊急に開かれた説明会には、全校児童の保護者およそ500人が出席しました。

この事件は小学校教師の中島健夫容疑者(38)が先月27日、教室で10歳未満の女子児童を逃げないよう監禁した上、下半身を露出し、わいせつな行為をしようとした疑いで逮捕されたものです。

説明会は2時間近く行われ、出席した保護者は…

【出席した保護者】
「(保護者は)泣き崩れるようなくらいの感情的なご意見・質問を投げかけるというような状況」
「(中島容疑者が)担任を持っていた子どもたちがいろいろ訴えをしていたという話もあった」

取材に応じた校長は、ほかの女子児童に対し、「胸大きいね」と話しかけたとして保護者から苦情があったことを明らかにしました。

【事件のあった学校の校長】
「(中島容疑者は)「それは言っていない」と。これは何度も教頭とも含めて時間をかけて聞いたりはしましたけれども」
Q:中島先生に対して面談の機会を持つということはあったということ?
「ありましたね」
Q:もうちょっとできることはあったと思うところは
「・・・・そうですね、はい」

学校は中島容疑者がこれまでに担当したクラスの児童に対して、被害を受けたことがあるかなどを聞くアンケートを実施する方針です。

テレビ新広島
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