2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに小幅に反落した。
朝方発表されたアメリカ雇用関連指標は労働市場の悪化を示し、経済の冷え込みに対する警戒感から売りがやや膨らんだ。
3日にはアメリカ雇用統計の発表を控え、投資家の間で様子見ムードが広がり、値動きは限られた。
また、トランプ大統領がベトナムとの関税交渉で合意したとSNSで発表したことも相場を支えた。
結局、ダウ平均は前日比10ドル52セント安の4万4484ドル42セントで取引を終えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、190.24ポイント高の2万0393.13で引けた。