第27回参議院選挙が公示され、17日間の選挙戦がスタートしました。
今回の選挙は、248議席のうち、改選の124議席と東京選挙区の欠員の補充を合わせた125議席をめぐって争われます。
公示を受けて、与野党の党首は各地で有権者に支持を訴えました。
最大の争点は物価高対策で、与党が国民1人当たり2万円から4万円の給付を掲げるのに対し、多くの野党が消費税の減税や廃止を訴えています。
さらにコメの価格高騰対策や社会保険料の引き下げ、アメリカの関税に対する日米交渉などをめぐっても論戦が交わされる見通しです。
衆議院で少数与党となっている与党が参議院で過半数を維持するために必要な50議席を確保できるかが焦点となります。