参院選はいよいよ3日公示を迎えます。
鹿児島選挙区には定数1に元職と新人のあわせて4人が立候補する見込みで、コメ問題や物価高騰対策などを争点に、7月20日までの18日間の選挙戦が展開されます。
鹿児島では自民党現職の尾辻秀久議員が勇退を表明する中、定数1に自民党の元参議院議員、園田修光さん、参政党の医師、牧野俊一さん、尾辻秀久議員の三女で、無所属で立憲民主党の推薦を受ける尾辻朋実さんの元職と新人の3人が立候補を表明しています。
また、この後、午後6時半ごろからNHK党の50代の男性が県庁で会見して、正式に出馬を表明する予定です。
鹿児島の焼酎にも影響を与えつつあるコメの不足や価格高騰、現金給付や消費税減税などの物価高対策、そして、トランプ政権による関税措置への対応などが争点になるとみられます。
参議院は非改選を含め定数が248で、今回の選挙では選挙区と比例代表、東京選挙区の欠員補充のあわせて125議席が争われます。
自民・公明両党は50議席を獲得すれば、非改選を含めて過半数を維持することになり、2024年の衆院選で少数与党となった両党が過半数の議席を維持できるかも焦点となります。
参院選は3日公示され、投開票は3連休の中日となる7月20日です。