日本一小さいトンボと言われる「ハッチョウトンボ」の愛媛県唯一の生息地・西条市の湿地に飛んでいて、トヨタの環境学習施設のスタッフが2日視察に訪れました。

体長約2センチと世界最小クラス。「ハッチョウトンボ」は愛媛県のレッドデータブックの絶滅危惧種に指定されています。愛媛県内では西条市旦之上の湿地が唯一の生息地。地元保存会が保護活動を行っていて、2日時点で500匹余りが飛んでいます。

視察に訪れたのは、愛知県豊田市にあるトヨタの環境学習施設「トヨタの森」のスタッフ。保存会のメンバーと、湿地作りのコツやイベントの仕掛け方などの情報交換をしました。

庄内ハッチョウトンボ保存会・近藤茂孝さん:
「一番はどう人を巻き込むか。そういうのは愛媛にとってはまだ全然出来てない部分ではあります」

保存会は「たくさんの人が度々足を運ぶ理由を、いかにたくさん作るか」が今後の課題だ話していました。

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テレビ愛媛
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