子どもたちに夏休みを安全に過ごしてもらおうと、島根県出雲市の幼稚園で2日、防犯教室が開かれました。性被害から身を守るため、子どもたちが体のプライベートゾーンについて学びました。

「おじさんちにアイスクリーム食べに来ない?」

「ダメ!いや!」

子どもたちに夏休みを安全に過ごしてもらおうと、出雲市の鳶巣幼稚園で開かれた防犯教室です。
園児たちは始めに、警察官から不審者から身を守る合言葉「いかのおすし」について教えてもらった後、絵本を読んでもらい、自分以外の人が勝手に見たり触れたりしてはいけない体の「プライベートゾーン」について学びました。

「プライベートゾーンっていうのは水着を着ると隠れる部分のことだよ」

子どもたちが「プライベートゾーンを触わられるのはおかしい」と知っていれば、助けを求めたり、その場から逃げたりして自分の身を守ることにつながります。

園児:
「プライベートゾーンが大事だと思いました」

園児
「触られたりしたらすぐに大人の人に言う(のが大事だと思った)」

島根県警人身安全少年課・高尾祥平係長:
自分の体は自分だけで守らなきゃいけないんだということを、きょうの教室で気づき、おかしいな、危ないなと思ったらすぐにSOSを出せるようになったら。

警察は、子どもたちを犯罪から守るため、こうした教室などを通じて危険に早く気づき自らを守れるよう、危機意識の向上を図っていきたいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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