◆ロサンゼルス・ドジャース6-1シカゴ・ホワイトソックス 1日(日本時間2日午前11時10分試合開始、ドジャースタジアム)

メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは1日(日本時間2日)、ホームでホワイトソックスと対戦し、大谷翔平選手(30)は1番DHで先発出場。第3打席で30号ソロホームランを放った。

ドジャースは前日試合がなく、大谷は29日のロイヤルズ戦で4打数無安打。ここ2試合ノーヒットに終わっており、27日のロイヤルズ戦以来3試合ぶりの一発に期待がかかる。

ドジャースの先発は今季7勝6敗・防御率2.61、MLB自己最多を更新する8勝目を狙う山本由伸投手(26)。一方のホワイトソックスは今季3勝5敗・防御率3.38のスミス投手が先発した。

1回表、山本は三者凡退に打ち取り上々の立ち上がり。

1回裏、大谷は第1打席でカウント0-1の2球目チェンジアップを打ってセカンドゴロ。2死1、2塁となって5番テオスカー・ヘルナンデスにレフト前へのタイムリーヒットが出てドジャースが1点を先制。2死1、3塁となって6番パヘスがレフト線を破るタイムリー二塁打を放ち1点を加えた。なおも2死2、3塁で7番コンフォートがセンター前に2点タイムリーヒット。ドジャースが4-0とリードした。

2回裏1死走者なしで大谷の第2打席、3-2フルカウントで6球目の直球をスイングしたが、ファウルチップしたボールが捕手のミットに収まり三振に倒れた。

3回裏2死3塁で6番パヘスがライト前へ2打席連続のタイムリーヒット。ドジャースが5-0とした。

4回表2死2塁で6番ソーサにタイムリー二塁打が出てホワイトソックスが1点を返す。

4回裏2死走者なしで迎えた大谷の第3打席、2-3フルカウントの6球目、145キロの内角低めスライダーを右中間スタンドにはじき返し、3試合ぶりとなる30号ソロホームラン。打球速度187キロ、飛距離124メートル、角度42度の豪快な一発で2021年から5年連続の30本到達となり、2位のスアレス(ダイヤモンドバックス)に4本差をつけ、ナ・リーグの本塁打王争いトップを独走している。

大谷がオールスターまでの前半戦で30号に到達したのは2021年、2023年に次ぐ3度目。

ホームランを打つ直前の4球目をファウルチップした際にボールが球審を直撃し、大谷も心配して気遣うシーンがあった。

7回裏の先頭、ホワイトソックス2番手アレクサンダーとの対戦となった大谷の第4打席は、カウント1-2の4球目、高めの直球をスイングして空振り三振。

試合はそのままドジャースが6-1で勝利し、今季54勝目(32敗)でナ・リーグ西地区首位を独走態勢。山本は7回打者25人に98球を投げ、被安打3、奪三振8、与四球1、失点1の成績でMLB自己最多の8勝目をマークした。大谷は4打数1安打1打点、本塁打1、三振1の成績だった。

大谷翔平選手:
いいスイングができた。きょうは由伸が素晴らしい仕事をしてくれたので、よかったなと思います。(Q.オールスターに向けて)みんなふさわしい成績じゃないかなと思うので、ドジャースから多くの選手が、オールスターで一緒にプレーできればうれしい。

プライムオンライン編集部
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