6月28日、順位が隣り合うジュビロ磐田と対戦したベガルタ仙台。拮抗した試合を決めたのは新加入選手の泥臭いゴールでした!
明治安田J2第21節。勝ち点2差で上位を争うジュビロ磐田との直接対決。後半戦2戦目でシーズンのターニングポイントとなりうる重要な一戦に挑みました。
前半は激しい球際のぶつかり合いに。両者ヒートアップするシーンも生まれるなど、激しい一戦になります。
前半終了間際、ペナルティエリア内に侵入されシュートを打たれますが、ゴールキーパー林がスーパーセーブ。コースが変わった難しいボールをかき出します。
その直後でした。カウンターで抜け出したエロンがシュート!ここは相手のゴールキーパー元日本代表の川島がセーブ。日本代表時代に共闘していた両ゴールキーパーが好守を見せ、前半を終えます。
迎えた後半はホーム磐田の勢いに押される展開に。押し込まれながらも集中した守備で失点は許しません。スコアが動かないまま、後半23分、森山監督は小林を投入。6月に新加入のストライカーを最前線におきます。
小林は持ち味の裏への抜け出しからシュートを放つなど、押し込まれていた仙台に前線の起点を作ります。このまま終了かと思われた後半アディショナルタイムでした。フリーキックからの折り返しを体で押し込んだのは小林!新加入小林の移籍後初ゴールが劇的決勝弾となりました。絶対落とせない上位対決は1-0で仙台が制しました。
FW 小林心選手
「僕のストロングは泥臭いゴールでもあるので、来そうだなと思いながらポジションを取っていた結果、あのゴールにつながった。ゴールをたくさんとって、高知・仙台のサポーターに恩返しができるようにJ1昇格を目指します」