6月23日、仙台市内の小中学校で給食の牛乳を飲んだ児童と生徒が味の異変などを訴えた問題で、市教育委員会は7月1日から牛乳の提供を再開すると発表しました。
この問題は6月23日、若林区の小学校と太白区の中学校で、給食の牛乳を飲んだ児童・生徒78人が味の異変や体調不良を訴えたものです。本来、牛乳は学校に運ばれて以降、10度以下で保管する基準がありますが、太白区の中学校では生徒に提供するまで、約2時間常温で保管していました。
仙台市教委はこの2校について牛乳の提供を停止し、立ち入り調査を行ったということです。また、牛乳の微生物検査も行い、その結果、菌などは検出されず異常は確認されなかったとして、7月1日から提供を再開すると発表しました。
市教委は「子供たちが安心して口にできる給食提供に努めたい」としています。