30日の県内は熱中症警戒アラートが発表され えびの市加久藤と美郷町神門では、
35度以上の猛暑日となりました。
宮崎市の工事現場では宮崎労働局による安全パトロールが行われました。
安全パトロールは、労働災害の防止などを目的に7月1日から始まる全国安全週間に合わせて行われました。
30日は宮崎労働局の吉越正幸局長など9人が宮崎市内の建設工事現場を訪問。
6月から職場での熱中症対策が義務化されたことを受け、
AIを活用し熱中症のリスクを判定するカメラなど現場で行われている熱中症対策の内容を重点的に確認していました。
(江川琴実記者)
「熱中症対策のために設置されたこちらのひんやりハウスでエアコンやファンが設置され、とても涼しい部屋になっています」
「さらにこちらには熱中症対策グッズも置かれ、こちらの冷蔵庫には飲み物やゼリーが用意されています。」
(宮崎労働局 吉越正幸局長)
「(熱中症は)早期発見・早期気付き、それに合わせて迅速・適切な対処をしていくことが必要になりますので、そこの取組をしっかりやっていただいて熱中症予防、労働災害防止対策を徹底してだければと思います」
宮崎労働局によりますと去年職場で熱中症になり医療機関で治療を受けた人は
172人で前の年より72人増加。
業種別では建設業が62人と最も多かったということです。