パキスタン各地で豪雨による洪水が発生し、これまでに45人が死亡しました。
濁流の中で取り残された人たちが中州に集まっています。
地元メディアなどによりますと、パキスタンでは6月25日以降、各地で洪水や土砂災害が発生し、これまでに北西部のカイバル・パクトゥンカワ州など4つの州で45人が死亡したということです。
防災当局は、7月5日までは首都イスラマバードを含めた広い範囲で大雨が続くとして、警戒を呼びかけています。
パキスタンでは、モンスーン期の大雨に加えて気候変動により氷河が解け、川の氾濫などの洪水被害が増加しています。