【広島発 しまね情報】松江城天守を雲海が包み込む 国宝10周年でイベント 島根・松江市
松江城天守の国宝10周年を記念したイベントが行われます。
メインとなるのが国宝の天守を雲海で包むという演出です。
霧に包まれた松江城の天守。
まるで「天空の城」のようです。
「雲海・松江城」と題したこの演出は、松江城天守の国宝指定10周年を記念して島根県・松江市がおよそ1700万円かけて企画しました。
パイプから霧が吹き出し、城内全体を人工の雲海が包み込みます。
観光客は「涼しそうでいいな」「びっくりしました、何事かなと思って。すごく感動しました」と話していました。
松江市観光振興課の担当者は「私たちも全部を見るのはきょう初めて。すごく迫力があった。下から上まで、松江城の全部を楽しんでいただける演出だと思うので、ぜひ皆様にお越しいただきたい」と期待を寄せています。
国内最大級の人工雲海が出現するこのイベントは6月28日から8月17日までの間、週末を中心に21日間開かれます。