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プレスリリース配信元:株式会社RECCOO

「学業を大切に」というメッセージに93%が好意的評価。一方でサマー内定後も就活を続ける学生たち。その背景にある期待と不安とは。

株式会社RECCOO(本社:東京都渋谷区、代表取締役:出谷 昌裕、以下、当社)が運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』は、最新のZ世代調査として「就職意識」関連する意識調査を実施しました。今回の調査では三菱地所が早期選考から撤退すると発表したことに調査しました。なお、サークルアップを活用してZ世代の調査を行いたい場合、または調査結果を自社メディアの記事などに転載される場合は、こちらにお問い合わせください。
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■三菱地所の「早期選考撤退」を知っていたのはわずか1割



現役大学生のうち、89%が「知らなかった」と答えました。
筆者もX(旧Twitter)で就活アカウントを追っていますが、それでもこのニュースを知ったのは友人経由でした。
就活生として、企業から発信される情報は能動的にキャッチしなければ手に入れることが難しく感じます。特に女性の認知率は7%と男性の19%を大きく下回り、SNSの利用層やアルゴリズムの差が影響しているようです。この結果から企業には、複数チャネルを横断した発信が必須だと感じました。
「学業や部活を優先してほしい」というメッセージは9割が好意的



「とても好感」「まあ好感」を合わせて93%という高評価でした。授業、サークル活動、長期インターン――大学生の時間割は“タイパ”との戦いです。そんな中で「学業を大切にしてね」と言われると、「この会社は学生生活を理解してくれる」と素直に安心します。今回の結果は、今後の大企業のブランディングに大きく作用しそうです。
「早期選考撤退」に対する賛否。早期化なしでは不安だと感じる学生も



「大いに賛成」が26%、「まあ賛成」が43%で、合計すると約7割がポジティブな回答となりました。とはいえ、「早く内定がほしい安心感」と「選択肢が減る不安感」の間で心は揺れます。
この結果を記事執筆に協力してくれている他の学生メンバーに伝えたところ、以下のような意見をいただきました。

- 「選考の早期化に対して、漠然とした焦りを感じる。大手企業がこのような判断をしてくれたことで、安心感が生まれる。」
- 「デベロッパーの最大手の三菱地所がこのような選択をしたのは驚きだが、他の企業が続くとはあまり思えない。選考の難易度が高い会社は今回のような選択をしても倍率に支障がない、もしくは上がってしまうので少し残念に感じる。」
- 「早いうちから準備した人が内定を取るべきだと思う。チャンスが少なくなってしまい不安になった。」

安心感を得る学生もいる一方で、一発勝負の就職活動に対する不安は残りそうです。
学業を優先したい大学生は85%、就活の早期化に本音も



次に、企業に対して就職活動よりも、学業を優先させてほしいと思うか聞いたところ、85%の大学生が「学業を優先させてほしい」と回答しました。
現在、サマーインターンでの早期内定を目指し、就職活動を始める大学生は増えています。
中には大学2年生の冬から選考対策を始める大学生もいるほどで、3年生の6月には多くの人が就活を意識することになります。
学生メンバーの意見として、以下のようなものが挙がりました。
- 大学生3年生はサークル活動が一番楽しい時期だったのが、就職活動という心理的負荷が増えることでこれまでより楽しめなくなっている気がする。
- バイトやサークル、インターンなどをガクチカのためにやるという意識が3年生から芽生え始めた。

■三菱地所ブランドは97%がポジティブに評価



三菱地所に対するイメージを聞いたところ、「とても良い」「まあ良い」を合わせて97%という驚異的な数字でした。都市開発というスケール感や街づくりの社会的インパクトが、高い好感度を支えているようです。今回の三菱地所の取り組みに対する認知度は低かったですが、取り組み自体への好感度が高いことから「学生の時間を尊重する大手」という評価が今後も高まりそうです。
■サマー内定後も就活を“走り続ける”28%のリアル



最後に、サマーインターンで内定をもらっても就職活動を続けるか聞いたところ、28%の大学生が「第一志望であっても続ける」という回答をしました。
この結果を学生メンバーに伝えたところ、

- 周りでも「配属ガチャが怖いから他を受ける」という声をよく聞くので、内定後の説明会や同期の雰囲気を見つつ、就職活動を、続けより良い待遇のある企業を選べるようになりたい。

という意見をいただきました。
同期の雰囲気が合わないのは怖いという意見は学生メンバー内でもほかにも見られたので大きく影響してきそうです。
■サークルアップとは?問い合わせでローデータを提供。



いかがでしたでしょうか?実際に大学生のデータで確認すると、リアリティのある感覚が掴めます。
現在、注目を浴びているZ世代ですが、「Z世代は○○」など表面的な捉えられ方をされてしまうケースも多く見受けられます。そこで当社は、サークルアップを活用して、現役大学生のプロジェクトチームと共に、リアルな本音を発信する【Z世代のリアルなホンネ調査記事】を配信しています。

今回の調査結果の一部も、お問い合わせいただいた企業にローデータの提供をしています。
【調査概要】
・調査日:2025年6月25日
・調査機関(調査主体):サークルアップ運営(株式会社RECCOO)
・調査対象:現役大学生3年生以上
・有効回答数(サンプル数):500人
・調査方法:サークルアップのアンケートオファー
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・Z世代調査記事バックナンバーはこちらから
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お問い合わせ先(サークルアップのご活用/記事使用許可についてはこちらにご連絡ください。)
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