政府の地震調査委員会は、兵庫県から富山県までの活断層について、今後30年以内にマグニチュード7以上の地震が発生する確率を16~18%とする「長期評価」を公表しました。

「長期評価」では、兵庫県から京都府、福井県、石川県、富山県の北方沖にある23カ所の海域活断層について、今後30年以内にマグニチュード7以上の地震が発生する確率は16~18%としました。

地震調査委員会・平田直委員長:
10%超えているのは極めて高い確率。海域で被害が出るような地震が私たちが生きているうちに起きてもなんの不思議もないような非常に高い数字である。

政府は、今回示された確率が30年以内に交通事故で負傷する確率より高いとして防災対策を呼びかけています。