歴史にずきゅん。
ひろしま棚さんぽです。
今回はかつて子供たちの夢の国だった場所で、その面影をたどります。


【塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「さあ、始まりました、大人気コーナー!歴史にずきゅん。ひろしま棚さんぽです。
イェーイ」
「大人気コーナーとおっしゃいました?」
「私のおかげで視聴率も上がっているみたいなので」
「あがってるの?」
「はい」
「あなた様のおかげで?」
「いやいや、まあまあまあ。きょうは3カ所行くんですけど、わかりますか?」

恋乃葉さんがとり出したのがこちらの地図。
1から3は何かの跡地なんですが…

【塚本恋乃葉さん・棚田さん・ディレクター】
「は?まず1からいこうか。ここ呉。1、わからん」
「あー」
「ヒント、右上のサブタイトル(夢のあと・・・面影探すさんぽ旅)です。」
「あー、『面影を探す』ということですか?」
「夢のあとの…」
「わかりました、ナタリー!」
「正解です。すごい」
「おー、懐かしいですね」

ということは、この流れで呉といえば?

【塚本恋乃葉さん・棚田さん】
「わかった。呉ポー」
「正解です。呉ポートピアパークです」
「え、3?あ、海島博」
「海島博…ってなんですか?」

棚田さんもう、そういう時代なんですよ…それではきょうも張り切ってまいりましょう!

<歴史にずきゅん。ひろしま棚さんぽ タイトルコール>


【塚本恋乃葉さん・棚田さん】
「さあ、一つ目の所ですか?」
「はい、呉ポートピアパークに着きました」
「来ましたね~」
「雨ですが…」
「前回も雨だった」
「そうですね、それで自転車が乗れなかったんですよね」
「雨女って言われたことある?」
「ないです!逆にありますか?」
「僕も全くないです」
「じゃあ誰が降らせてるんですか?」
「ふふふふ。2人合わさったら雨降るのかも知れん」
「この呉ポートピアパーク、ランド時代の思い出は何かありますか?」
「なんかね。それ、できた時にすごいなんか盛り上がって、『これは人が多すぎて、ちょっと行けねーな』と思ってたら、いつの間にか終わってました」
「そうなんですか?」
「そうなんよ」
「パークになるまでの歴史をちょっとまとめたので、こちらをご覧ください」


<呉ポートピアランド オープン時の様子 1992年3月20日>

【塚本恋乃葉さん・棚田さん】
「テープカット」
「ほら」
「すごい」
「華々しくオープンしたんですよ」

呉ポートピアパークの前身、呉ポートピアランドは1992年にオープン。
開業1年目は目標の80万人を上回るおよそ95万人が来場し、華々しいスタートを切ったのですが…

【塚本恋乃葉さん・棚田さん】
「楽しそう」
「ジェットコースター、こんなんあったっけ?」
「95万人」

バブル崩壊の波に飲み込まれ、来場者も徐々に減少し、わずか6年でその歴史に幕を下ろしたのでした。

【塚本恋乃葉さん・棚田さん】
「あーバブルが関係しとったんやな。たった6年?」

それではここでミッション!

【塚本恋乃葉さん・棚田さん】
「あ、ミッション?」

の前に…

【塚本恋乃葉さん・棚田さん】
「の前に…なんだ!」

呉ボートピアランドがどんな施設だったのか、しばらく映像でお楽しみください。

【塚本恋乃葉さん・棚田さん】
「え!楽しそう、これ」
「こんな乗り物があったんじゃね」
「これ、乗れますか?」
「これ?無理、無理、無理、無理。乗れるの?」
「いけます!大好き」
「好きなの?」

「これ誰?」
「えー、メリーゴーランドだ」
「2階建てメリーゴーランド。こんな巨大なのがあったんじゃね」
「あ、夜も?」
「きれい、ライトアップが」
「すごいな。今見てもこれ、相当華やかだね」

閉園の2年後、跡地は呉市民の憩いの場、呉ポートピアパークとしてリニューアルオープン、現在に至ります。
それではお待たせしました、おふたりにミッションです。


【塚本恋乃葉さん・棚田さん】
「あ、ミッション」

呉ポートピアパークをめぐってその魅力、そして、大人気1001号を探して下さい。
それでは入ってらっしゃい!いや、出発進行?

【塚本恋乃葉さん・棚田さん】
「1001号?」
「ミッション出ました。1001号って何ですか?」
「いや、分かんない」
「分かんないですね。乗り物?」
「乗り物でしょうね」
「あと棚田さんが、絶叫系苦手っていうのが分かりました」
「分かった?あのね。空中ブランコあるじゃん。めっちゃ怖い。怖くない、あれ?」
「はい、大好きです」
「うっそ!アレ思わん?今これ紐がとれたら、どこまで飛んでいくとか…」
「それは怖いですけど…そんなこと考えているんですか?」

市民の公園として再出発してから、今年で25年。
週末ともなると呉ポートピアパークの遊具や広場には、大勢の子供たちの声が響き渡ります。
この日はあいにくの雨でしたが、公園を管理する呉ポートピアパーク友の会の松本さんに公園の魅力を教えてもらいましょう。

【呉ポートピアパーク友の会 営業部 松本はつみ マーケティング統括部長・恋乃葉さん・棚田さん】
「もう土日なんか特になんですけど、レンタル自転車が1時間100円ということで」
「安っ!」
「それで2時間、3時間とかもバーっと乗っていただいて、子供さんが『呉ポーで乗れるようになったよ』とか、嬉しいお声を。はい、車とか心配もないですし。実は東京ドームの1.6倍位ここはあるんですよ」
「やりましたね。そんな広いんですか」
「そんな広いんですよ」
「東京ドームに勝っとるね」
「勝ってます」
「勝ってる勝ってる。すごいですね」
「やっぱり大変な時期もあったりしたんですか?」
「そうですよね、やっぱりありましたね」

リニューアル後、来園者は年間50万人前後で安定していましたが、近年、大きく減った時期が2度あります。

【呉ポートピアパーク友の会 松本はつみ マーケティング統括部長・恋乃葉さん・棚田さん】
「災害というのがありまして、はい。こちらが避難所として、閉鎖もありましたし、またコロナ禍もありまして」
「あーコロナ」
「そうなんですよ。どうしても休園で」
「ものすごいことが2回も起こったのですね」
「そうですね」

「ちょっと棚田さん、聞いてください。恋乃葉独自のネットワークで、調べたところ…」
「恋乃葉ネットワーク?」
「はい、スペインの街並みを活かして、ある楽しみ方をされている方がいるんですけど、それは一体何でしょうか?」
「わかるわけないじゃないですか」
「スペイン風という建物をいかしてですよね」
「ありがとうございます」
「あー、分かった!フラメンコ」
「ちょっとなんか…ちょっとちょっと(違います)…ヒントを」
「ヒント?ヒントがちょっと思い浮かばなくて、ちょっと。じゃあ(進行台本に)書いてあること言ってもいいですか?」
「いいですよ」
「パントマイムのサイレント…あ!私がやるんか、これ」
「ちょっと待ちなさいよ。パントマイムのサイレントヒント…」
「を私がやるってことですか?」
「パントマイムでヒントを出すということですか?」
「お着替えをして…」
「お着替えして?」
「なんかイェーみたいな。
分かりましたか?」
「イェーイ?…あー、コスプレ?」
「はい、正解です」
「え?ここでやるんですか?」
「そうです」

ふたりのために、実際にその様子を取材していますよ。

【恋乃葉さん・棚田さん】
「新緑ですね、でた!本当だわ」
「ほら、『イエーイ』ってやってます」
「『イエーイ』やってるね。これプリキュア?」
「いや、セーラームーン」
「セーラームーン?ごめん。凄いな、こうなってんだ」

【コスプレイヤー】
Q:ここはよく利用されるんですか?
「はい。多い時はもう何十人とかでやられてますよ」
「シンボルドームがよく使われているんじゃないですかね。やっぱ建物がすごくヨーロッパっぽいっていうか、お城っぽいんで…うん。写真でよく『映える』のかなと思いますね」

【呉ポートピアパーク友の会 松本はつみ マーケティング統括部長・恋乃葉さん・棚田さん】
「『映える!』出ました」
「コスプレイヤーが集まってくるのですか?」
「そうなんですよ。週末とか本当にたくさん来られますからね。映えるんですよ、コスプレさんに。着替えるところもお金がかかるんですけど、準備してます」
「あるんですか!恋乃葉くん、君もコスプレとかやってみたらどうかな?」
「似合いそう」
「え?ちょっと待ってくださいよ」
「なんかやりたいのある?」
「え?私はでもわかんないです。無いです!」
「なんとか絞り出しなさいよ」
「はい、でも…」
「子供の頃に見たアニメとかあったじゃない?」
「アンパンマンとか」
「あー、いいね、アンパンマン。一緒にやる?」
「他局です」
「他局か?他局だから駄目ですよ」
「だめですよ」

棚田さん?ミッション覚えてますか?

「ミッション?」
「1001号」
「あー、1001号」
「あれ?」
「怪しいね」
「もしかして…」
「絶対そうだ。あの帽子は」

次回、1001号を発見!中にいた人物は?さらに呉ポートピアパークに新たな施設が誕生?呉ポー未来の姿に迫ります。

テレビ新広島
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