自動車メーカー・マツダの先月の国内生産台数は、北米市場に投入している車種の生産減少が影響し4カ月連続の前年割れとなりました。

マツダによりますと、先月の国内生産台数は前の年の同じ時期より8・8%少ない5万620台で4カ月連続のマイナスでした。

北米市場に投入しているCXー90やCXー70の生産減少が、全体のマイナスに繋がったということです。

アメリカ向けの輸出は1万9127台で前の年から5・7%少なくなっています。

国内生産と輸出の減少要因については、いずれもアメリカのトランプ関税に伴う調整はなく、需要に応じたものと分析されています。

また販売台数は国内で6カ月連続のプラスとなった一方、アメリカでは2万8937台で前の年を18・6%下回り13カ月ぶりの減少に転じました。

アメリカ市場のマイナスについてマツダは競合環境の激しさなどを要因としています。

テレビ新広島
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