先月、熊本家庭裁判所に着任した小野寺優子所長が26日会見を開きました。
北海道出身で現在62歳の小野寺所長は、東北大学卒業後の1995年に任官し、熊本地裁や福岡高裁の判事などを歴任。
おととし7月からは、福岡地裁と家裁の小倉支部長を務めていました。
着任会見で、小野寺所長は、増加傾向にあるという少年事件について「性質が徐々に変わってきている」とし、「少年の心情を分析して問題性を解明しながら再犯防止に努める必要がある」と話しました。
また、共同親権が導入される改正家族法の施行を前に、「準備を怠りなくやることが
自分に課せられた一番大きな課題」と抱負を述べました。