大相撲・出羽海部屋の合宿が木曽町で始まりました。7月の名古屋場所での幕内復帰が有力な御嶽海。地元のファンにも笑顔で接していました。
長野県木曽町の総合トレーニングセンターで6月26日から始まった出羽海部屋の恒例の木曽合宿。今年から全ての稽古が公開され、初日から大勢のファンが訪れていました。
一番のお目当ては、上松町出身の御嶽海です。しこをふんで体を温めると、後輩の力士たちに胸を貸していました。
先場所は、角界入りした10年前以来の十両で迎えた御嶽海。8勝7敗で勝ち越し、1場所での幕内復帰を有力としました。
御嶽海：
「ふがいないところでやってしまっている自分が本当に悔しかった。何とか勝ち越せてよかった」
稽古の後は、サインをしたり、記念撮影に応じたりしてファンと笑顔で接していました。
ファン：
「貫禄があるというか、さすがだなと思いました。（活躍を）みんな期待していると思います」
「幕内上位で相撲が取れるところを期待して名古屋場所を応援したい」
地元で多くの人に激励され、御嶽海もパワーをもらったようです。
御嶽海：
「大勢の人に来てもらって力が入ったので、あしたも（大勢の人に）来てもらいたい。自分の体と相談しながら幕内で勝ち越すことを目標にやっていきたい」
出羽海部屋の合宿は28日まで行われます。
