福島県郡山市の百貨店では夏のお中元商戦がスタート。商品のラインナップにも、この夏ならではの傾向がみられるようだ。
約900点の商品が揃えられた、うすいのお中元コーナー。初日から多くの人がお中元を求めて訪れている。
うすい百貨店で6月26日から始まったお中元商戦。福島県産の桃や全国のグルメなどが並ぶ中、ここ数年店側が特に力を入れているコーナーは…「夏ならではの涼感スイーツも非常に多く取り揃えています」とうすい百貨店・興治沙緒里さんは話す。
暑さを吹き飛ばす涼しげなスイーツ。これからさらに厳しい暑さが予想される今年の夏にはぴったりのコーナーで、贈り物だからこそ奮発できる高級志向のアイスなどが並んでいる。
うすい百貨店によると、2025年は物価高の影響で、普段の買い物では節約志向が強い一方、お中元ではほぼ例年どおりの予算をかける傾向がみられるという。
訪れた人は「九州の知人に送るので、福島の特産のものと思いまして。(予算減らしたりは)ないです。ずっと同じもの」「(物価高なので)1割くらいは?ちょっと予算を減らしてってなってるかもしれません」と話す。
うすい百貨店の興治さんは「年にお中元・お歳暮と2回しかない機会ではありますので、こういった時こそ、良質なもので少しいいものを送りたいというお声が多いのかなと感じます」と話す。
「うすいのお中元コーナー」は、7月29日まで開設されている。