山陰地方は25日夜から26日朝にかけて雷を伴った激しい雨が降り、松江や鳥取などに一時大雨警報が発表されました。その後、天気は急速に回復し、各地で青空が広がっています。

これは日本海の低気圧からのびた寒冷前線が通過したことで、活発な雨雲が発生したためです。
3時間降水量では、米子で77.0ミリ、鳥取で52.2ミリと、6月としては最も多い降り方となりました。
また降り始めからの降水量が150ミリ前後に達した所もあり、益田市や松江市、米子市、それに鳥取市北部などには、25日夜から26日朝にかけて一時大雨警報が発表されました。

鳥取県によると、鳥取県日野町と日南町で、農道や水田ののり面が崩れる被害が出ているほか、倉吉市では養殖場に濁った水が流れ込みニジマスとイワナあわせて約2トンが死ぬ被害が出ているということです。

またJRでは、山陰本線などで9本が運休するなどの影響が出ているということです。

一方、26日朝は天気が急速に回復して、多くの地点で晴れました。梅雨明けを思わせる厳しい日差しも照り付けました。

街の人:
もう今から夏を感じていていて、まだ梅雨明けしていないんだという感じがする。
めちゃめちゃ暑いです。日が強すぎてまぶしいです。

26日の予想最高気温は、松江30℃、米子32℃、鳥取31℃で、6月下旬にして真夏のような暑さになる見込みです。
またこの先も概ね晴れる日が続く予想です。熱中症への注意が必要です。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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