語り部や平和ガイド、原爆を題材にした紙芝居の制作と、幅広く活動を続けてきた被爆者の40年間の足跡が、今、長崎市内で展示されています。
朗読
「ピカッとドーン その瞬間、私の記憶が途絶えました」
三田村静子さん(83)は3歳の時に爆心地から4キロの福田で被爆しました。
平和を訴え始めて今年で40年。
生活協同組合の活動から始まり、ピースボートでの被爆講話や平和ガイド、幾人もの被爆者の体験を題材にした紙芝居の制作を行ってきました。
今、長崎市のベネックス長崎ブリックホールの2階ギャラリーで三田村さんの40年間の足跡が紙芝居の原画を中心に展示されています。
訪れた人
「一人でも多くの人たちにやっぱりこういう事実をちゃんと知ってもらって、今年は被爆80年なので平和の大切さを伝えないといけないそういう意味では40年間も地道な活動をしてこられて」
三田村静子さん
「本当に皆さんに助けられて」「二度と戦争が起きないように、原爆が落ちないように頑張ります」
三田村さんの平和活動40周年展は6月30日までで、会期中は毎日、紙芝居の朗読も行われます。