25年4月、長崎市御船蔵町の国道で酒と睡眠薬を飲んで車を運転し、タクシーに追突して5人にケガをさせたとして危険運転致傷などの罪に問われた男に長崎地裁は26日に執行猶予が付いた有罪判決を言い渡しました。
有罪判決を受けたのは長崎市江平1丁目の塗装工 川本圭亮被告(48)です。
判決によりますと、川本被告はことし4月、長崎市御船蔵町の国道で酒と睡眠薬を飲み、正常な運転ができない状態で普通乗用車を運転し、時速60キロで信号待ちをしていたタクシーに追突しました。
運転手と乗客合わせて5人にケガをさせましたが、救護や警察への通報をしませんでした。
26日の判決公判で長崎地裁の上原美也子裁判官は「被害者の救護と警察への通報を行わなかったのは悪質」とし、懲役3年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
川本被告は控訴しない考えです。