今年3月に電気で走るごみ収集車が導入された仙台市で、さらなる脱炭素を進めようと太陽光による充電設備が整備されました。

充電設備を導入したのは、宮城野区の「仙台清掃公社仙台事業所」です。仙台清掃公社は、脱炭素を目指して今年3月にEVごみ収集車など3台を導入しています。今回導入された充電設備は太陽光パネルから発電されるもので、この設備の導入により、発電から走行まで、一環して二酸化炭素の排出がゼロになります。

仙台清掃公社 山田政彦理事長
「化石燃料ベースの発電による電気ではなく、自然のエネルギー、再生可能なエネルギーを活用してEVごみ収集車を走らせることで、本当の意味での脱炭素化を進めたい」

発電量は年間約3万7000キロワットで、約17トンの二酸化炭素の排出を削減できるということです。

仙台放送
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