愛媛県松山市の廃棄物処理業「オオノ開發」が東温市に設けた焼却施設で去年12月、社員の男性2人が作業中に火傷し死亡しました。松山労働基準監督署は6月25日、会社と上司を安全な措置を講じなかった疑いで書類送検しました。

労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、松山市北梅本町にある廃棄物処理業「オオノ開發」と課長の男性(39)です。

松山労働基準監督署によりますと、「オオノ開發」の東温事業所にある汚染土壌の焼却施設で去年12月17日、高温で熱して無害化した土の排出口付近で、56歳と48歳の社員の男性がホースで土を吸引する作業をしていた際、排出口から多くの土があふれ出て全身にヤケドし死亡しました。

この会社と課長の男性は、多くの高温の土を取り扱う作業にも関わらず、防熱衣などの防護具を備えさせてなかった疑いがもたれ、松山地検に書類送検されました。

容疑の認否は明らかにされていません。

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テレビ愛媛
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