熊本市の神社で18日、シンボルだった「たぬきの置物」が盗まれる瞬間がカメラに捉えられた。

日本国旗のような布を背負った犯人は、袋に次々と置物を入れて持ち去ったという。
たぬきの置物盗むバチ当たりなドロボー
熊本市の船橋菅原神社で18日に撮影されたのは、バチ当たりなドロボーの姿だった。

狙われたのは、神社のシンボル「たぬきの置物」。
神社を管理する男性:
『船場山にはタヌキがおってさ』という手まり歌にゆかりのある神社で、まさか盗難に遭うなんて…。

18日、姿を現したドロボーは黒いハットを被り、背中を日本国旗のようなもので覆っていた。

たぬきの置物が置かれている場所に近づいた瞬間、腰を屈めて緑の袋に次々と入れていった。
盗まれた置物は幸い返却も再犯警戒で撤去
神社には元々、全国から奉納・寄進された15体ほどの置物が置かれていたが、今月に入るとその数が5体ほどに減っていたという。

その後、神社は警察に被害届を提出した。管理人によると、3日前に犯人が特定され、置物も返却されたという。

しかし、再び盗まれる可能性があることから、以前置かれていた場所にはもうシンボルの姿はなかった。

神社を管理する男性:
神様に奉納されたものを勝手に持って行って盗むのは、天罰が下る、バチがあたると。
(「イット!」 6月24日放送より)
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