旬を迎えた秋田県三種町の特産『ジュンサイ』のおいしさを広く知ってもらおうと24日、能代市のJR東能代駅で、観光列車の乗客に夏ならではの食べ方でジュンサイが振る舞われました。

太田碧アナウンサー:
「リゾートしらかみが東能代駅に到着しました。ホームでは流しそうめんならぬ、流しジュンサイが行われています」

秋田と青森の間で運行している観光列車「リゾートしらかみ」が到着した駅のホームに設置されたのは、長さ6メートルの大きな流し台。ここに、三種町でとれた生のジュンサイ約5キロを流します。

乗客が次々と「流しジュンサイ」にチャレンジしますが、とれたてのジュンサイは加工されたものよりもぬめりが強く、箸でつかむのは難しいようです。

太田碧アナウンサー:
「私も体験させていただきます。取れましたが、少ないですね。難しい。流しジュンサイで取った生ジュンサイをいただきます。特有のぬめりがたまらないですね。しっかりと食感を楽しむことができて、青じそのドレッシングとよく合います」

流しジュンサイが秋田を訪れるきっかけになっているようで、乗客の男性は「東京からこれ(流しジュンサイ)目的で来た。ぷりぷり感がたまらない。おいしい」と話していました。

ジュンサイ農家・竹内大さん:
「生産だけでなく、ジュンサイ沼でイベントを開くなどのジュンサイの新しい活用方法を見出すためにも1つの参考になった」

JR東日本秋田支社 東能代統括センター・田仲純副長:
「このイベントを通してお客さんに喜んでもらえることを実感したので、これからも沿線の皆さんとイベントを企画してお客さんに喜んでもらいたい」

24日はこのほか、リゾートしらかみの車内でジュンサイが販売され、乗客はジュンサイづくしの1日を過ごしました。

秋田テレビ
秋田テレビ

秋田の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。