長野県岡谷市と塩尻市の境の塩尻峠では、「日本一短い」とされる恒例の祭りが行われました。今回の時間はどうだったのでしょうか。
塩尻峠にやって来たスーツ姿の人たち。岡谷市と塩尻市の関係者およそ130人です。
恒例の「塩嶺御野立記念祭」のため、一堂に会しました。
この祭り、「日本一短い祭り」とも言われています。
司会：
「一同、礼」
「お直りください」
祭りは記念碑に向かって一礼をするだけで、25秒ほどで終わりました。
岡谷市・早出一真市長：
「両市が友好の絆を深めてきた歴史がございます。そういったものをわれわれも大切にしながら、さらに成長、発展させていきたい」
塩尻市・百瀬敬市長：
「1915年に始まって、110年という節目になりました。先人の皆さまに感謝をしながら未来に向けて岡谷市・塩尻市の発展につながっていければ」
祭りは、毎年6月と10月、峠を明治天皇と昭和天皇が訪れた日に行われています。
