福島県教育委員会は、県内すべての公立小中学校で夏休み明けから「デジタルドリル」の導入を目指すという。これは福島県議会6月定例会で、県民連合・半沢雄助議員の一般質問に対して鈴木竜次教育長が答弁したもの。
デジタルドリルは、1人1台の端末を使用して学習を進めるもので、個人の学習状況に応じた支援が行いやすいなどのメリットがある。
県教育委員会は、県内すべての公立小中学校で全学年を対象にしたオリジナルのデジタルドリルを作成。夏休み明けからの導入を目指していく方針だ。
鈴木竜次教育長は「市町村の費用負担なく、県内すべての公立小中学校に導入することで、児童生徒の支出能力の確実な育成に繋げて参ります」と述べた。
基礎的な学習内容の定着などにつなげるのが狙いで、福島県内では先行的に会津若松市やいわき市で導入されていた。