いよいよ7月から始まる夏の高校野球。福島県大会の組み合わせ抽選会が6月24日行われ、1回戦の対戦カードが決定した。県内61チームの頂点に立ち、聖地・甲子園への切符を掴むのは…?

■4連覇目指す聖光学院

7月10日に開幕する夏の高校野球福島大会。68校61チームが夏の甲子園をかけて戦う。6月24日、須賀川市で行われた運命の抽選会。
注目の第1シード4連覇を目指す絶対王者・聖光学院。初戦は福島北・伊達の連合チームと白河旭・石川・船引・小野の連合チームの勝者と対戦する。
聖光学院・竹内啓汰主将は「楽しみというよりはすごく緊張っていうか、本当に負けたら終わりなので、楽しみっていう気持ちはあまりないですけど、でもいよいよ始まるんだなっていう気持ちは改めて感じています」と話す。

■悲願達成へ学法石川

そして第2シード、「打倒・聖光学院」を掲げるも2年連続で決勝戦で敗れた学法石川は、会津学鳳と郡山の勝者と対戦。今年こそ悲願達成を誓う。
学法石川・大栄利哉主将は「はっきりと相手が明確になって、本当に気持ちが引き締まりました。新チーム当初から甲子園で勝つっていうところが自分達の目標なので、それに向かってしっかり、一戦一戦大事に戦っていきたいと思います」と意気込む。


■選手宣誓は会津北嶺 

そして、選手宣誓の大役を引き当てたのは、会津北嶺・五十嵐悠斗主将。初戦は福島明成と対戦。勝ち上がれば第3シード、2024年秋の県大会で準優勝の東日大昌平だ。
会津北嶺・五十嵐悠斗主将は「本当に選ばれるとは思わなかったので、選ばれて本当に嬉しい気持ちなんで、精一杯やりたいと思います。記憶に残るような最高な夏にしたいと思います」と話した。

開幕は7月10日。いよいよ熱戦の火蓋が切られる。

■公立校の活躍は…第4シード光南

2024年・夏の福島大会では、公立高校の活躍が光ったこともあり、球児たちの熱い戦いが楽しみだ。
そのほかのブロックを見ていく。
第4シード光南はいわき農業と対戦。同じブロックには、去年、聖光学院を追いつめたいわき湯本が入る。


■第5シード田村 第6シードふたば未来

第5シード・春の県大会3位の田村は橘と対戦。
第6シード・ふたば未来は白河実業との初戦に臨む。


■第7シード福島商 第8シード安積黎明

第7シード・福島商業のブロックは古豪・磐城など実力校揃い。
第8シード・安積黎明のブロックには、今大会ノーシードながら8回の甲子園出場を誇る日大東北が入る。


■7月10日に開幕

夏の高校野球福島大会は、ヨークいわきスタジアムをメイン球場に7月10日に開幕、24日に決勝戦の予定だ。

福島テレビ
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