福島県内の普及率が8割近くになったのが、マイナンバーカード。6月24日から利便性が向上したが、みなさん試してみただろうか?

マイナンバーカードの発行からまもなく10年。市役所には、多くの人がカードの更新に訪れている。
2026年1月に発行から10年を迎えるマイナンバーカード。24日から「iPhone」でもマイナンバーカード機能の搭載が可能になった。
郡山市マイナンバー活用課・矢島南海さんは「コンビニで、アイフォンのマイナンバーカードを使って、印鑑登録証明書や住民票などを取得できるようになりました」と説明する。

iPhoneに追加すると、マイナンバーカードを持ち歩かなくても、生体認証により政府の「マイナポータル」にログインが可能に。住民票の写しなど証明書のコンビニ交付などができるようになる。
これからカードをつくるという女性は「わざわざ(市役所に)来なくてすむっていうのが良いことだとは思いますけど。使えるんだったら、そっちの方が楽なので」と話す。

デジタル庁は「安全」としているが、一方でこんな声も。
40代男性は「便利なんだなとは思うんですけど、特に自分はやろうとは考えてません。なんかで情報が漏洩してしまうことがあるのではないかなという気がする」と話す。
アンドロイドでは2年前から先行的に導入されていたが…。
60代男性は「マイナンバー(のアプリ)入ってはいるんです。入れてもらったから娘に。ただこれはあんまり使ってはいない。あんまり使い方が分からないから」と話す。

マイナンバーカードの普及率が約8割と全国平均を上回る福島県内。さらなる普及につながることも期待されている。
郡山市マイナンバー活用課の矢島さんは「利用できるサービスが拡大になったということから、マイナンバーカードをたくさんの人に使っていただけたらなと思っております」と話した。
また、「マイナ保険証」としての利用は、9月頃から順次始まる予定だ。

福島テレビ
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