松江城天守の国宝10周年を記念したイベントが6月28日から行われます。
メインとなるのが、国宝の天守を雲海で包むという演出です。
24日のリハーサルでも「天空の城」が出現しました。
雲海の中に浮かび上がる天守。
松江城がまるで「天空の城」のように見えます。
『雲海・松江城』と題したこの演出は、松江城天守の国宝指定10周年を記念して
松江市が約1700万円かけて企画。28日から8月17日までの間、週末を中心に行われます。
24日は、本番を前にリハーサルの様子が公開されました。
馬溜から天守まで伸ばされた全長約320メートルのパイプから霧が吹き出し、城内全体を人工の雲海が包み込むという仕掛けです。
観光客:
「涼しそうでいいな。」
「びっくりしました。何事かなと思って。」
「すごく感動しました。」
松江市観光振興課 河原裕之係長:
私たちも全部を見るのは、きょう初めて。すごく迫力があった。
下から上まで松江城の全部を楽しんでいただける演出だと思うので、ぜひ皆様にお越しいただきたい。
国内最大級の人工雲海が出現するこのイベントは、28日から8月17日までの間週末を中心に21日間開かれます。
昼は観覧無料ですが、天守が舞台のプロジェクションマッピングが加わる夜は、本丸が有料エリアになります。