府中町で起きた強盗殺人事件で事件直前、被害者と容疑者の18歳の女とみられる2人が現場へ向かう姿をとらえた防犯カメラの映像を入手しました。また2人は数年前に愛媛県松山市で知り合ったとみられることがわかりました。

今年4月12日の午後9時過ぎ、府中町の水分峡森林公園から1.5キロほど離れた場所を映した防犯カメラに写る男女の姿。被害者の里見誠さんと、容疑者の18歳の女とみられます。

女はこの映像のおよそ1時間後の午後10時ごろ、16歳の少年と18歳の男の2人と共謀し、里見さんを殺害したうえ、現金やスマートフォンなどを奪って逃走した疑いがもたれています。

女は、愛媛県・松山市に住んでいて、数年前、里見さんが松山市に住んでいたころに2人が知り合っていたとみられることが捜査関係者への取材でわかりました。

女はその後も里見さんとSNSでやりとりを重ね、事件当日、会う約束をしたとみられています。

女が里見さんを呼び寄せ3人で計画的に犯行に及んだ可能性があり、警察は事件の全容解明に向け捜査を進めています。

テレビ新広島
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