「百日ぜき」の2025年の累計感染者数が3万人を超え、過去最多となっています。
国立健康危機管理研究機構(JIHS)によりますと、2025年に入ってからの「百日ぜき」の累計感染者数は今月15日までで3万1966人となり、現在の集計方法をはじめた2018年以降で過去最多となりました。
2024年の8倍近くになっているほか、これまでで最も多かった2019年の1万6845人を大きく上回り、感染拡大が続いています。
「百日ぜき」はせきが長引くのが特徴で、子どもを中心に感染し乳児がかかった場合は重症化して死亡するおそれもあり、厚生労働省はワクチンの接種やマスク着用を呼びかけています。