北朝鮮で5年に1度開かれている朝鮮労働党の「党大会」の招集が決まりました。
北朝鮮メディアは24日、朝鮮労働党の重要会議、中央委員会拡大総会が21日から23日まで開かれたと報じました。
総会には金正恩総書記が出席し上半期の政治・経済・国防など各分野の成果が報告され、中央委員会は「非常に肯定的に評価した」ということです。
金総書記が演説を行ったと報じられていますが、その内容は伝えられていません。
また、2025年1月以降、動静が途絶えているリ・イルファン党書記はこの日の総会でも姿は確認されていません。
さらに総会では、5年に1度開かれる党の最高権力機関「党大会」を招集することが決まったということです。
開催時期は伝えられていませんが、2025年の年末か2026年はじめに開催される可能性があるとの見方を示しています。
前回の党大会は2021年1月に開かれ金氏の肩書が「党委員長」から「党総書記」となり権威が高められた他、経済や軍事の5年間の計画が発表されていました。