広島県内一のトマトの生産量を誇る神石高原町でトマトの出荷が始まりました。
神石高原町で作られるトマトは40年以上前からまる豊トマトとしてブランド化されています。
神石高原町は夏でも比較的気温が低く、朝晩の寒暖差があることなどからトマトの栽培に適しているということです。
名産の神石牛のふんをたい肥に使うなど土づくりにこだわっていて、今年は39の農家が去年より多い1500トンの出荷を目指しています。
店頭に並ぶときに赤く熟れた状態となることを計算して収穫されたトマトは専用のカメラで色や形、大きさ別に66の規格に分けられ、検査員が箱詰めしています。
【神石高原〇豊トマト生産出荷組合・橋本英治 組合長】
「しっかり果肉が詰まっていますので、おいしそうな音を立てながらスライスができて、なおかつ口に入れてもおいしさが伝わるいいトマトに出来上がっていると今年も思っています」
12月上旬まで、県内各地や関西に出荷されます。