福島大学は、フランスの研究機関などと震災と原発事故の影響について共同で研究を進める。

福島大学は6月23日、「フランス国立科学研究センター」と「フランス原子力・代替エネルギー庁」と協定を結んだ。
この協定で、福島大学の環境放射能研究所にフランスの研究者が活動する新たな拠点が設けられ、これまで連携して行ってきた震災と原発事故に関する研究が強化される。

福島大学の三浦浩喜学長は「今回フランスを中心にした海外からの視点で福島の現状を見ていただいて、また海外からのさまざまなヒントを得て、復興を進めることにつながれば」と話した。

今後は、震災による心理的影響や除染など「環境」の観点から研究を進め、国際的に情報を発信していくことにしている。

福島テレビ
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