中高生の英語力を調べる「英語教育実施状況調査」の結果が公表され、英語力が向上した一方で、地域差があることが明らかになりました。
文科省が全国の公立の中学・高校に行った調査によりますと、昨年度、英検3級相当以上を達成した中学生は前の年度より2.4%増えて52.4%、英検準2級相当以上を達成した高校生は1.0%増えて51.6%でした。
英検3級相当以上を達成した中学生はさいたま市が89.2%、福井県が79.8%の一方で、青森県や新潟市は30パーセント台で依然として地域差が大きいこともわかりました。
また、文科省は教師の英語力と生徒の英語力に相関関係がみられるとして全ての英語教師にオンライン研修を実施するなどの必要があるとしています。