見直しを迫られている静岡県立中央図書館の移転計画について 所管する県教育委員会のトップが6月23日の県議会本会議で陳謝しました。
県立中央図書館の移転計画をめぐり県教育委員会は総事業費298億円のうち136億円は国の補助金を見込んでいましたが、想定より100億円あまり少なくなる見通しで、計画の見直しが迫られています。
この問題について23日の県議会本会議で議員から池上重弘 教育長が説明を求められました。
県教育委員会・池上重弘 教育長:
県民の皆様に多大な心配をかけていることにお詫び申し上げます。他の自治体の申請状況や交付実績などの確認に不十分な点があったと反省をしている
池上教育長は謝罪した上で要因についてコロナ禍で止まっていた事業が動き出すなど多くの自治体から申請があり、公平性に配慮する必要があったと国から説明をうけたことを明らかにしました。
県立中央図書館の移転計画については鈴木知事は年内をめどに方向性を示す方針を明らかにしています。