梅雨前線の影響で、東海地方は6月24日にかけて雷を伴った激しい雨が降る見込みで、低い土地の浸水や河川の増水などに注意・警戒が必要です。
東海地方は、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、岐阜県飛騨地方などを中心に局地的に大雨となっていて、23日午前11時半現在、高山市に大雨警報と洪水警報、郡上市と下呂市に洪水警報が発表されています。
24日にかけて、愛知や岐阜で雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降る見込みです。23日に予想される1時間あたりの雨量は、愛知と岐阜で40ミリ、三重で30ミリとなっています。
24日午前6時までの24時間に降る雨の量は、岐阜で150ミリ、愛知で100ミリ、三重で80ミリと予想されています。
交通にも影響がでています。JR東海道線が関ケ原~米原の間で、JR高山線は渚~飛騨古川の間で運転を見合わせています。また、東海北陸道の白鳥IC~郡上八幡ICの間も雨のため通行止めとなっています。
気象台は、河川の増水や土砂災害などに注意・警戒を呼びかけています。