三条市で22日 水害を想定した防災訓練が行われ、参加した住民は改めて備えの大切さを感じていました。

2004年の7・13水害で三条市では9人が犠牲になりました。22日の訓練は過去の教訓を生かすため水害を想定して行われ市の職員や住民などが参加しました。

【対策本部設置】「今後も豪雨が継続する見込み7時7分に2次配備体制に移行。災害警戒本部および大島支部を除くすべての支部を警戒支部とする」

大雨により、土砂災害や河川の氾濫の危険性が高まった想定で訓練が始まり市役所では対策本部の設置から被害状況の確認までの一連の手順を確認。その後…

【防災無線】「三条市全域に高齢者等避難を発令した」

市は防災無線で地域住民に避難を呼びかけ住民が次々と避難し設置された避難所では防災食を確認したり避難所生活のためのテントなどを実際に使用しその必要性を確かめたりしました。

【訓練に参加した人は・・・】「(7・13水害は)すごい怖かった。これからどうしたらいいんだろうと途方に暮れた」「(子どもは)私が抱っこして避難するとは思うが街中も(水害時は)道がそんなにきれいで平らではないので、道を選らんで安全優先で逃げてこようかなと思っている」

参加者はこれからの雨の時期に備え、防災意識を高めていました。

NST新潟総合テレビ
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