ソニーグループの半導体子会社は合志市に建設中の新しい工場の建屋が2025年度下期に完成する見通しだと6月19日に明らかにした。一方で稼働時期については、「経済状況を踏まえ慎重に判断したい」としている。

2025年度下期に新工場の建屋完成へ

6月19日にオンラインで開かれたソニーセミコンダクタソリューションズによる2025年度のメディア向け事業説明会。指田慎二社長や高野康浩常務が参加し2025年度のイメージセンサーなど半導体事業について説明した。

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高野康浩常務は「建物の完成は今期下期に完成すると見立てている」と話し、合志市に建設中の新工場について、「建設は非常に順調に進んでいる」と説明。2025年度下期に建屋が完成する見通しであることを明らかにした。

一方で、稼働時期については「経済状況を踏まえ、慎重に判断したい」と話し、明らかにしなかった。

ソニーの新工場は熊本テクノロジーセンターの西側、合志市竹迫の約37ヘクタールで建設が進められていて、カメラなどに使われるイメージセンサーと呼ばれる半導体を製造する予定。

(テレビ熊本)

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