梅雨の時期、雨で水かさが増す用水路への転落事故を防ごうと6月20日、岡山市で啓発活動が行われました。
「梅雨時期なので雨の事故、用水路の事故に気を付けてください」
岡山市東区で行われた啓発活動には岡山東警察署の警察官や地域住民らが参加し、交差点で止まった車のドライバーに用水路への転落防止を呼び掛けるチラシなどを配りました。
(長尾龍希アナウンサー)
「用水路の総延長は岡山市だけでも約4000キロに及ぶと言います。このように柵のない用水路は転落の危険性が高いため注意が必要です」
岡山県内では2024年、自転車で用水路に転落する事故で7人が死亡。2025年に入ってからも、2人が死亡しています。
(君津万寿会 湯浅重男さん)
「これから用水路の水が多くなるので転落防止に気を付けてもらって、犠牲者が出ないようにやってくれたら」
(岡山東警察署交通課 柳澤宏道課長)
「用水路など危険な場所を通るときはなるべく近づかないようにしてもらって安全に気を付けてほしい」
警察は今後も啓発活動を続けていきたいとしています。