東京・池袋で6日、電動キックボードに乗る集団が信号無視や歩道走行、蛇行運転など複数のルール違反を繰り返す様子がカメラに捉えられた。目の当たりにしたドライバーも困惑したという。警視庁によれば、2024年に電動キックボード関連で検挙された件数は4万1246件で、登録台数の1.8倍だという。

違反重ねる電動キックボード集団

東京・豊島区池袋で6日午後11時半頃、信号待ちのドライバーが目の当たりにしたのは、連なる電動キックボード集団だ。電動キックボードに乗った4人がスルスルッと車の脇をすり抜けていった。

そして次の瞬間、繰り広げられたのはルール違反の連続だった。

信号無視する先頭の電動キックボード(視聴者提供)
信号無視する先頭の電動キックボード(視聴者提供)
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まずは赤信号を無視してそのまま直進。さらに1台は歩道を走り、歩行者を無視するかのように旋回していた。

そのうえ蛇行運転まで見せ、一部始終を目の当たりにしたドライバーは「ここまで変な動きをする人は、今回がなかなか初めてっていうか…」と困惑した様子で語る。

警察官が現れた途端に大人しくなる集団

しかし次の瞬間、画面左側のコンビニ前に警察官の姿が現れた。すると、1人は電動キックボードから降りてしまった。

違反を認識しているのか大人しくなる電動キックボードたち(視聴者提供)
違反を認識しているのか大人しくなる電動キックボードたち(視聴者提供)

さらに蛇行運転をしていた先ほどの勢いはどこへやら、スピードを落として逃げるように画面から消えていった。

警察庁によると、2024年に電動キックボード関連で検挙された件数は実に4万1246件だった。この数字は登録されている台数の1.8倍に上っているという。
(「イット!」 6月19日放送より)

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