６月１６日夕方、仙台市泉区の歩道で不審なバッグが見つかり、警察が爆発のおそれもあるとして回収しました。中に入っていたのはデジタルカメラなどで危険物ではないと分かりましたが、現場は一時騒然としました。
１６日夕方、交通規制が行われる前、仙台市泉区上谷刈の仙台北環状線で撮影されたドライブレコーダーの映像です。街路樹の近くで複数の警察官がしゃがみこみ、何かを確認する様子が映っています。
記者リポート
「不審物は交通量の多い交差点近くの街路樹で見つかり、現場は一時通行止めとなりました」
１６日午後４時半ごろ、歩道に黒い手提げバッグが落ちているのを通行人が見つけ、近くの交番に連絡しました。
警察がバッグの中を確認したところ、黄色い紙で包まれたうえに、白いテープで何重にも巻かれた不審物が入っていたということです。
警察は爆発のおそれもあるとして爆発物処理班を出動させ、発見からおよそ３時間後に回収しました。
その後、中身を詳しく確認したところ、見つかったのはデジタルカメラやラジオ、腕時計など数十点で、爆発の危険性はないと分かったということです。
周辺では一部の車線が１時間以上通行止めとなり、渋滞が発生しました。
警察は拾得物としてバッグを預かり、持ち主が現れた場合は返却することにしています。
