6月県議会が開会しました。物価高騰の影響を受ける家庭への支援策を盛り込んだ約8億9000万円の補正予算案などについて議論されます。
6月17日開会した6月県議会には、総額約8億9000万円の補正予算案を含めた18の議案が提出されました。
補正予算案では政府が示した電気・ガス料金の補助から外れているLPガスを利用している家庭や中小企業に対する支援策として合わせて約8700万円を計上。
また、光熱費の高騰により影響を受ける医療機関や社会福祉施設を対象にした支援策も盛り込んでいて、医療機関への補助に約1億7100万円、社会福祉施設への補助には約7800万円を計上しています。
【花角知事】
「国の予備費に対し、エネルギー価格・物価高騰の影響を受けている生活者および事業者等に対する支援に必要な経費を計上した」
このほか、補正予算案では周産期医療や小児医療の体制確保に向けた緊急支援にも1億2000万円あまりを計上しています。
6月県議会は7月16日まで開かれます。
