県内の洋菓子業界の発展を目的に毎年開催されているスイーツのコンテストが17日、開催されました。
9月に開幕するながさきピース文化祭にちなんだ新しい部門もありました。
宝石のように光り輝くチョコレート、花の繊細な部分まで表現された飴細工。
長崎市で開かれた県洋菓子コンテストの出品作品です。
県内の洋菓子業界の発展と若手パティシエの成長を目的に県洋菓子協会が開催しています。
ことしは8部門に71作品がエントリーされています。
22歳以下の学生が出品できるこちらの部門、4作品のなかで見事、金賞と銀賞に輝いたのは長崎短期大学の製菓コースに通う学生の作品です。
ジュニア・エコール部門 金賞 長崎短期大学 橋本あさひさん
「あまり実感がわいていないが嬉しい」
ジュニア・エコール部門 銀賞 長崎短期大学 松井詩月さん
「お互い頑張っていた所を知っていた。2人で賞取りたいねと言っていた。嬉しい」
ことし9月に開催する「ながさきピース文化祭」にあわせて新設された部門もありました。
KTN記者
「ピース文化祭部門では県産の食材を使ったお菓子を審査します。これは世知原茶を使ったお菓子。この焼き菓子は飛魚・あごが使われているようです」
この部門で金賞に選ばれたスイーツは、長崎電気軌道と島原鉄道、松浦鉄道が期間中に運行するスイーツトレインで提供されます。
「ケーキを切り分けて、おー、おもしろい」
2時間にわたる審査の結果、長崎電気軌道と島原鉄道では長崎みかんを使ったケーキと小値賀町のピーナッツなどを使った焼き菓子。
松浦鉄道では西海みかんと世知原茶を使った洋菓子が選ばれました。
スイーツトレインは10月と11月に運行が予定されています。